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Jackeryの使い方を初心者向けに解説|充電・出力・注意点

こんにちは、みんなの電源管理人のジンデンです。
ポータブル電源を初めて手にしたとき、「どうやって電源を入れるの?」「コンセントに挿すだけじゃないの?」と戸惑った経験はありませんか?
実はJackeryは、正しい操作手順を知っているか知っていないかで、使い勝手がまるで変わります。

この記事では、Jackeryの電源オン・オフの操作から、使える家電の見分け方、長く使い続けるための保管方法まで、初心者の方でもすぐ実践できるように丁寧に解説します。
「買ったはいいけどいまひとつ使いこなせていない」という方も、この記事を読み終えるころには自信を持って使いはじめられるはずです。

  • Jackeryの電源オン・オフ操作と各出力ポートの正しい使い方
  • 使える家電・使えない家電の見分け方と注意すべきポイント
  • バッテリーを長持ちさせる保管方法と充放電のコツ
  • トラブル時のリセット方法とエラーコードへの対処法

Jackeryの基本的な使い方と電源操作

Jackeryの基本的な電源操作と出力ボタンの使い方を示す画像 Jackeryを購入してまず気になるのが「どうやって使い始めるか」ですよね。
スマートフォンや家電と違って、ポータブル電源には複数の出力ポートと操作ボタンがあるため、最初は少し戸惑うかもしれません。
でも、仕組みさえ理解してしまえば、操作自体はとてもシンプルです。
この章では、電源の入れ方・切り方から省エネ機能の設定まで、基本的な操作をひとつずつ丁寧に説明していきます。

電源のオン・オフと切り方

Jackeryの電源操作は、主電源ボタンを中心に行います。
電源を入れるときは主電源ボタンを短く1回押すだけで、液晶ディスプレイが点灯してシステムが起動します。

一方、電源を切るときは主電源ボタンを約3秒間長押しします。
ディスプレイとすべての作動インジケータが消灯したことを確認したら、シャットダウン完了です。

「短押しで起動、長押しで終了」と覚えておくと間違いがありません。

ここで注意してほしいのが、電源を入れただけでは、家電への給電は始まらないという点です。
ACコンセントポートやUSBポートにプラグを差し込んでも、対応する出力ボタンを押すまで電気は流れません。
「なぜ充電されないんだろう?」と焦るケースの多くが、この操作の抜け漏れです。

電源操作まとめ
・起動:主電源ボタンを短く1回押す
・シャットダウン:主電源ボタンを約3秒間長押し
・給電開始:各出力ボタン(AC・DC・USB)を短く1回押す
・給電停止:同じ出力ボタンをもう1回押す

LEDライトについては、LEDスイッチを押すたびに「強光点灯」→「SOS点滅」→「消灯」と切り替わります。
キャンプや停電時にすぐ使えるので、操作を覚えておくと便利です。

AC・DC・USBポートを使うときの手順

Jackeryには複数の出力ポートがあり、それぞれ用途が異なります。

ACポートは家庭用コンセントと同じ形状で、電子レンジや炊飯器、ドライヤーなど一般的な家電を使えます。
DC・USBポートは、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの充電に向いています。
シガーソケットポートは、車用の電化製品や車載冷蔵庫などに対応しています。

いずれも操作手順は共通で、「プラグを差し込む→対応ボタンを押す→インジケータ点灯を確認する」という流れです。

ボタンを押してオレンジ色などのインジケータが点灯していれば、正常に給電が始まっています。
消灯したままの場合は、差し込みが甘い、または電力が定格を超えている可能性があるので確認してみてください。

出力を止めたいときは、同じボタンをもう一度押すだけでOKです。
機器を抜いただけでは給電は止まらないので、使い終わったら必ずボタンで出力をオフにする習慣をつけておきましょう。

ジンデンのワンポイントアドバイス

社外品のケーブルを使うと、保護回路が働いて入出力が止まることがあります。
特にDCポートやUSBポートで「充電できない」と感じたら、まず純正ケーブルに交換して試してみてください。
それだけで解決するケースが意外と多いですよ。

画面が消えた?自動省エネ機能の仕組み

Jackeryを使っていると、「気がついたら画面が消えていた」という経験をする方が多いと思います。
これは故障ではなく、バッテリーを無駄に消耗しないための自動省電力システムが働いているためです。

操作をしないまま約2分が経過すると、液晶ディスプレイが自動消灯します。
ただし、出力がオンになっていれば給電は継続していますので、心配する必要はありません。
画面を再び点灯させたいときは、主電源ボタンや出力ボタンを1回押せばOKです。

また、すべての出力がオフで充電もしていない状態が2時間続くと、システム全体が自動でシャットダウンします。
これも正常な動作で、節電のための仕組みです。

常に画面を表示させておきたい場合は、ディスプレイがオンの状態で主電源ボタンを2回連続で押すと「常時点灯モード」に切り替わります。
ただし、機器の接続や充電がない状態では2時間後に自動消灯するので注意してください。

省エネモード(低電力モード)の解除方法

初期設定では「省エネモード」がオンになっていて、12時間以上一定以上の充放電が検知されない場合は自動で電源がオフになります。
消費電力が非常に小さい機器(AC出力25W未満など)を長時間使い続けたいときは、このモードが邪魔になることがあります。

解除するには、ACまたはDCの出力ボタンがオンの状態で、「AC出力ボタン」と「主電源ボタン(またはDISPLAYボタン)」を同時に約3秒間長押しします。
画面上の省エネモード(12H)アイコンが消えれば解除完了です。
元に戻す場合も同じ操作です。

Jackeryで使える家電と何ができるか

Jackeryで使える家電と消費電力の確認ポイントを示す画像「Jackeryで何の家電が使えるの?」というのは、購入前も購入後も、多くの方が気になるポイントですよね。
結論から言うと、使える家電かどうかはその家電の消費電力Jackeryの定格出力のバランスで決まります。
ここでは難しい計算なしに、「どの家電が使えてどの家電は使えないか」を分かりやすく説明します。
容量選びの失敗を防ぐためにも、ぜひしっかり確認しておいてください。

どんな家電が使えてどんな家電が使えないか

Jackeryで使える家電は、接続する機器の消費電力がJackeryの定格出力(ワット数)以内であることが基本条件です。

たとえば定格出力300WのJackery 240 Newであれば、300Wを超える機器は動かせません。
逆に、スマートフォンやLEDランプ、電気毛布、液晶テレビのような比較的消費電力が低い機器は、ほとんどのモデルで問題なく使えます。

一方で、電子レンジ・エアコン・IHコンロ・大型ドライヤーなど消費電力の大きい機器は、対応できるモデルが限られます
容量の小さいモデル(240 Newや500 Newなど)では過負荷エラーが作動して、起動すらできないことがあります。

使いたい家電の消費電力は、本体の底面や取扱説明書に「消費電力:○○W」として記載されていることがほとんどです。
購入前に使いたい家電の消費電力を確認し、それを上回る定格出力のモデルを選ぶのが基本的な考え方です。
定格出力と容量の違いをさらに詳しく知りたい方は、ポータブル電源のワット数と使える家電の目安もあわせて確認しておくと理解しやすいです。

家電の種類 目安の消費電力 使えるモデルの目安
スマートフォン充電 約10〜29W 全モデル対応
LEDランタン・ライト 約5W 全モデル対応
電気毛布 約55〜75W 全モデル対応
液晶テレビ 約60W 全モデル対応
車載冷蔵庫 約60W 全モデル対応
ノートPC 約80W 全モデル対応
3合炊き炊飯器 約400〜530W 500 New以上
電子レンジ 約960〜1160W 1000 New以上
エアコン・IHコンロ 約1000W 1000 New以上

起動時に電力が跳ね上がる家電に要注意

家電の中には、動き始めの一瞬だけ通常の何倍もの電力を必要とするものがあります。
これを「起動電力(突入電流)」と呼びます。

代表的なのが冷蔵庫・エアコン・電動工具などの、モーターやコンプレッサーを搭載した機器です。
たとえば「消費電力50W」と書かれた小型冷蔵庫でも、コンプレッサーが起動する瞬間には350Wを超える電力が必要になることがあるのです。

この起動電力がJackeryの「瞬間最大出力」を上回ると、過負荷保護機能が作動してシステムが即座にシャットダウンします。
「定格出力の範囲内なのに動かない」と感じたときは、起動電力の問題を疑ってみてください。

対策としては、起動電力が低い機器を選ぶか、起動電力に余裕のある容量の大きいモデルを選ぶのが基本です。
心配な場合は使いたい家電のメーカーに「起動電力(突入電流)」を問い合わせてみるのも一つの方法です。

起動電力に注意が必要な家電
・冷蔵庫(コンプレッサー式)
・エアコン
・電子レンジ
・電動工具
・井戸ポンプ
これらの機器を使う場合は、定格出力に余裕のあるモデルを選んでください。

モデル別・家電ごとの使用時間と充電回数の目安

どのモデルを選べばよいか迷っているなら、「何の家電をどれくらい使いたいか」を基準にするのが一番わかりやすい方法です。
以下は、代表的なJackeryモデルで各家電をどれくらい使えるかの目安です。
あくまで参考値ですが、容量選びの判断材料にしてください。

家電 240 New
(256Wh)
500 New
(512Wh)
1000 New
(1070Wh)
1500 New
(1536Wh)
2000 New
(2042Wh)
スマートフォン充電 約24回 約45回 約45回 約120回 約80回
電気毛布 約3.7時間 約8時間 約12時間 約16時間 約25時間
液晶テレビ 約3.4時間 約6.8時間 約12時間 約20時間 約25時間
車載冷蔵庫 約3.4時間 約6.8時間 約15時間 約20時間 約72時間
3合炊き炊飯器 使用不可 約1.1時間 約1.7時間 約2.8時間 約3.2時間
電子レンジ 使用不可 使用不可 約48分 約1.2時間 約45分

使用時間は、使用環境の温度やバッテリーの経年変化によっても変わります。
表の数値は一般的な目安としてご参考ください。
正確な動作時間は、Jackery公式サイトで各製品の仕様を確認されることをおすすめします。

容量選びで失敗しないための考え方

ポータブル電源選びで一番多い失敗が、「思ったより使えなかった」という容量不足の問題です。
これを防ぐには、使いたい家電と使用時間から逆算して選ぶことが大切です。

たとえば、キャンプで電気毛布(約60W)を一晩(8時間)使いたい場合、必要なエネルギーは約480Whになります。
これに変換ロスの分を加えると実質600Wh以上必要なので、500 New(512Wh)では心もとなく、600 Plus(632Wh)以上が安心ラインです。

また、複数の機器を同時に使う予定があるなら、その合計消費電力の1.2〜1.5倍の容量を目安に選ぶと余裕が生まれます。

防災用途での備蓄なら、「停電が3日続いた場合に最低限必要な電力」を想定して選ぶのがおすすめです。
冷蔵庫や照明など最低限の機器だけを動かすなら1000Wh台、エアコンや電子レンジも使いたいなら2000Wh以上を検討してみてください。
容量の考え方を基礎から整理したい方は、ポータブル電源の選び方完全ガイドも参考になります。

ジンデンのワンポイントアドバイス

「ちょっと余裕のある容量」を選ぶのが長く使うコツです。
ギリギリの容量だと、バッテリーが劣化してきたときに「足りない」と感じる場面が早くやってきます。
予算の許す範囲で、一段階上のモデルを選んでおくと後悔が少ないですよ。

Jackeryの充電方法と周波数の設定

Jackeryの充電方法と50Hz60Hz周波数設定を示す画像Jackeryを使いこなすうえで、充電の方法と周波数の設定も知っておきたいポイントです。
特に日本では、東日本と西日本で電気の周波数が違うため、設定を間違えると家電が正しく動かないことがあります。
この章では、充電の基本からアプリの活用方法まで、知っておくと便利な情報をまとめます。

コンセントとソーラーで充電する方法

Jackeryの充電方法は主に2つあります。
コンセント(AC充電)ソーラーパネルを使った太陽光充電です。

コンセント充電は、付属のACアダプターを壁のコンセントに差し込み、もう一方をJackery本体の充電ポートに接続するだけです。
モデルによって異なりますが、多くの製品で1〜2時間台での急速充電に対応しています。

ソーラー充電は、別売りのSolarSagaシリーズなどの専用ソーラーパネルをJackeryの専用入力ポートに接続して行います。
天候や季節によって発電量が変わりますが、キャンプや車中泊など電源のない場所でも充電できるのが最大のメリットです。
ソーラー充電にかかる時間を具体的に知りたい方は、ソーラーパネルでポータブル電源は何時間で充電できる?も確認しておくと目安をつかみやすいです。

また、車のシガーソケットから充電する「車載充電」も可能です。
走行中に少しずつ充電できるため、長距離ドライブのお供にも向いています。

充電時の注意点
・充電推奨温度は0℃〜40℃です。
・極端に寒い環境や暑い環境では充電を控えてください。
・充電しながら同時に家電を使う「パススルー給電」は、内部への熱負荷が大きいため、非常時以外は控えることをおすすめします。

東日本・西日本で変わる周波数の設定方法

日本では、富士川を境に東日本が50Hz、西日本が60Hzと電気の周波数が異なります。
この違いを無視して家電を使うと、機器の誤作動や故障につながることがあります。

旧モデル(240 / 400 / 708 / 1000 / 1500など)は60Hz固定で出力されるため、東日本で50Hz専用の家電を使う場合は注意が必要です。
一方、新シリーズ(Pro・Plus・Newシリーズ)は50Hz・60Hz両方に対応しています。

周波数の設定方法は2種類あります。

自動識別:初めてACコンセントでJackeryを充電するとき、接続した電気系統の周波数を自動で検知して適切な設定に切り替わります。
手動切り替え:AC出力ボタンを数秒間長押しすると、50Hz・60Hzが切り替わり、設定値が画面に表示されます。
工場出荷時の初期設定は60Hzです。

引っ越しや旅行先で使うときは、現在地の周波数を確認してから設定を見直してみてください。

出典:Jackeryサポート「50HZ/60HZ切り替えできるか?」

アプリを使うともっと便利になる機能

Jackeryには、スマートフォンと連携できる専用アプリがあります。
BluethoothやWi-Fiで接続することで、本体ボタンだけではできないさまざまな管理ができるようになります。

リアルタイムの残量確認はもちろん、入出力の電力量や使用可能時間の表示、ソーラー充電の発電状況の確認なども可能です。
また、スマートフォンから離れた場所にあるJackeryのACポートやUSBポートのオン・オフを操作できる遠隔ポート制御も便利な機能のひとつです。

充電モードは「サイレント充電(低速静音)」と「緊急急速充電(最速1時間)」の2種類から選べます。
夜間の静かな環境では静音モード、急ぎで充電したいときは急速モードと、状況に応じて使い分けられます。

アプリとの接続(ペアリング)は以下の流れで行います。

  1. スマートフォンのBluetooth・Wi-FiをONにする
  2. Jackery本体の主電源をONにする(Wi-Fi・Bluetoothインジケータの点滅を確認)
  3. アプリを起動してログイン後、右上の「+」からデバイスを追加する
  4. 検出されたJackeryをタップしてBluetoothペアリングを完了させる
  5. 宅内の2.4GHz帯Wi-Fiを選択してパスワードを入力し、設定完了

ペアリングがうまくいかないときは
主電源をオンにしてから5分以内にペアリング操作を完了させないと、省電力のためにWi-Fi・Bluetoothモジュールが自動でオフになります。
その場合は一度電源を入れ直すか、「DC/USB出力ボタン」と「AC出力ボタン」を同時に長押しして通信を再アクティブにしてください。

Jackeryを長く使うための保管と注意点

Jackeryを長く使うための保管方法と注意点を示す画像Jackeryのバッテリーは正しく使えば10年以上(約3,000〜6,000サイクル)持つ設計になっています。
でも、保管の仕方や日常的な使い方によって、その寿命は大きく変わります。
せっかく買ったJackeryを長く使い続けるために、この章で知識をしっかり身につけておきましょう。
電池の種類による寿命の違いを比較したい方は、ポータブル電源の電池種類とリン酸鉄の選び方もあわせて確認しておくと参考になります。

バッテリーを長持ちさせる保管場所と温度

Jackeryのバッテリー寿命に最も影響するのが温度管理です。
リチウムイオン電池は、熱に弱い性質を持っています。
高温の場所に置き続けると内部の化学変化が進み、容量の低下が加速します。

保管に適した温度の目安は以下の通りです。

用途 推奨温度
充電時 0℃〜40℃
使用時(出力時) −10℃〜40℃
保管時 −10℃〜40℃

特に避けてほしいのが、真夏の車内や直射日光が当たる場所への放置です。
夏場の車内は60℃を超えることもあり、数時間置いておくだけでバッテリーに深刻なダメージを与えます。

また、湿度の高い場所や風通しの悪い密閉された押し入れの奥なども適しません。
人が過ごせる快適な温度の部屋が、バッテリーにとっても最適な保管場所です。

防災用として備蓄する場合でも、玄関の物置や車庫への保管は避け、リビングや寝室の涼しい場所に置くようにしましょう。

残量管理とやってはいけない使い方

バッテリーの寿命を縮める原因として、多くの人が気づかずやってしまっているのが「過充電」と「過放電」です。

過充電とは、100%になった状態でそのまま充電器を繋ぎ続けること。
過放電とは、0%のまま長期間放置することです。
どちらも内部の電極に少しずつダメージを与え、じわじわとバッテリーを劣化させます。

日常的な使い方では、残量20%〜80%の範囲で使うのが最もバッテリーにやさしいとされています。
毎回満充電にしなくてもよく、残量が20〜30%になったら充電を始め、80%前後で止めるというイメージで大丈夫です。

防災用として長期保管する場合は、60%〜80%の残量で電源をオフにして保管しましょう。
そして3ヶ月に1回は取り出して残量を確認し、60%を下回っていたら60〜80%まで補充充電してください。
リチウムイオン電池は使っていなくても毎月数%ずつ自然に放電するため、この定期チェックが大切です。

やってはいけない使い方
・100%のまま充電器を挿しっぱなしにする
・0%で長期間放置する
・充電しながら同時に高負荷の家電を使い続ける(パススルー常用)
・炎天下の車内や高温多湿な場所に放置する

不具合が起きたときのリセット方法と対処法

「充電器を繋いでも画面に何も表示されない」「AC出力ボタンを押しても反応しない」という不具合は、使っているうちに起こることがあります。
そんなときは、まず以下の順番でセルフチェックをしてみてください。

1. 接続の確認
充電アダプターや接続ケーブルが奥まで「カチッ」とはまっているか確認します。
差し込みが甘いだけで通電しないケースが意外と多いです。

2. 温度の確認
本体が熱を持っている、または極端に寒い環境にある場合は、保護機能が働いて充放電を止めることがあります。
推奨温度(0℃〜40℃)の環境で数時間休ませてから再試行してください。

3. 物理リセットの実行
一時的な誤動作は、ボタン操作によるリセットで回復することが多いです。

モデル リセット操作
旧モデル(240/400/700/1000) DISPLAYボタンを7秒間長押し
旧モデル(708/1500) DISPLAYボタン+DC出力ボタンを同時に10秒間長押し
Newシリーズ全般 主電源ボタン+DC/USBボタンを同時に3秒間長押し

リセット後はACアダプターに約30分接続して、画面の表示や動作が正常に戻るか確認してください。

また、ディスプレイにエラーコード(F0〜F9など)が表示された場合は、それぞれの意味に応じた対処が必要です。
F0(BMS通信不具合)、F3(バッテリー故障)のような深刻なコードが表示された場合は、使用を即座に中止してカスタマーサポートへ連絡してください。
F8(過電流)やF9(DC短絡)などは、接続機器を外して冷却することで自動復帰することがあります。

捨て方に注意!無料回収サービスの使い方

Jackeryを処分したいとき、絶対にやってはいけないのが普通のゴミとして捨てることです。
内部のリチウムイオン電池は大きなエネルギーを持っており、ゴミ収集車で押し潰されたり、処理場で衝撃を受けたりすると、発火・爆発のリスクがあります。

多くの自治体では、ポータブル電源サイズの大型リチウム電池を回収していないため、自治体任せにはできません。
有料の産業廃棄物業者に依頼する方法もありますが、費用が1,000円〜1万円以上かかることがあります。

そこでおすすめなのが、Jackery公式の「ポータブル電源無料回収リサイクルプログラム」です。
処分費用は無料で、日本国内で販売されたすべてのJackeryポータブル電源本体が対象です(ソーラーパネルや付属品は対象外)。

利用手順は以下の通りです。

  1. Jackeryカスタマーサービスへ事前に「リサイクル回収希望」のメールを送る
  2. ポータブル電源の電源が完全にオフになっていることを確認して、ダンボールに梱包する
  3. 送料自己負担の「元払い」で以下の宛先へ発送する

返送先住所
〒176-0005
東京都練馬区旭丘1-22-13 4階
(株)ジャクリ・ジャパン 回収サービス係(担当:大久保)

※必ず「元払い」で発送してください。
着払いは受け取り拒否となり、往復の送料を請求されることがあります。

送料はユーザー負担ですが、処分費用がかからないうえ、資源のリサイクルにも貢献できます。
正確な情報や最新の対応状況は、Jackery公式サイト(jackery.com/ja-jp)でご確認ください。

出典:Jackery公式「ポータブル電源無償回収・リサイクルサービス」

Jackeryの使い方に関するよくある質問(FAQ)

 

Q1. Jackeryはコンセントに挿しっぱなしでも大丈夫ですか?

A. 基本的には避けることをおすすめします。
100%満充電の状態でそのまま充電器を繋ぎ続けると、長期的にはバッテリーの劣化を早める原因になります。
充電が完了したらアダプターを抜くか、専用アプリで充電上限を設定する運用が理想的です。
防災備蓄として保管する場合は60〜80%の残量で保管し、3ヶ月ごとに残量を確認する習慣をつけましょう。

Q2. Jackeryは充電しながら家電を使っても大丈夫ですか?

A. 充電しながら家電を使う「パススルー給電」は機能としては利用できますが、内部の回路とバッテリーに通常の数倍の熱負荷がかかります。
非常時の一時的な利用は仕方ありませんが、日常的に常用するのはおすすめしません。
バッテリーの寿命を延ばすためにも、充電と使用はなるべく分けて行うようにしましょう。

Q3. 電源を入れたのにAC出力から電気が出ないのはなぜですか?

A. Jackeryは主電源をオンにしただけでは各ポートから電気は出ません。
ACポートを使うには、別途「AC出力ボタン」を押してインジケータが点灯したことを確認する必要があります。
それでも出力されない場合は、使用機器の消費電力が定格出力を超えていないか、または本体が過熱していないかを確認してください。
物理リセットを試してみることも有効です。

Q4. Jackeryのバッテリー寿命はどれくらいですか?

A. 現行のJackeryはリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)を採用しており、1日1回の充放電を繰り返しても3,000〜6,000サイクル(モデルによって異なります)は初期容量の80%以上を維持できる設計です。
正しい温度管理と残量管理を心がければ、10年以上使い続けることも十分に可能です。
あくまで目安であり、使用環境によって異なります。

Q5. Jackeryのエラーコードが表示されたらどうすればいいですか?

A. エラーコードごとに対処法が異なります。
F8やF9は接続機器を外して冷却することで自動復帰することがあります。
一方、F3(バッテリー故障)が表示された場合は使用を即座に中止し、カスタマーサポートへ連絡してください。
どのエラーコードでも解決しない場合は、無理に使い続けず専門スタッフへ相談するのが安全です。
カスタマーサポートの電話番号は050-3198-9007(平日10:00〜17:30)です。

まとめ:Jackeryは正しく使えば長く頼れる相棒になる

この記事では、Jackeryの基本操作から使える家電の見分け方、充電方法、長く使うためのコツ、トラブルへの対処法まで幅広く解説してきました。

改めてポイントをまとめます。

  • 電源オンは短押し、電源オフは長押し。給電は対応ボタンを押して初めて始まる
  • 使える家電かどうかは「消費電力<定格出力」で判断。起動電力にも注意
  • 充電は0℃〜40℃の環境で行い、残量は20〜80%の範囲で管理するのが理想
  • 長期保管時は60〜80%で保管し、3ヶ月ごとに残量チェックを行う
  • 廃棄するときは公式の無料回収プログラムを活用する

Jackeryは使い方自体は難しくありませんが、正しい知識を持って使うことで、バッテリーの寿命が大きく変わります。
キャンプや車中泊、停電対策など、あなたの生活に合った使い方でJackeryを活用してみてください。

なお、製品の仕様や最新の情報は変わることがあります。
詳細については、必ずJackery公式サイト(jackery.com/ja-jp)や付属の取扱説明書でご確認ください。
ご不明な点はJackeryカスタマーサポート(050-3198-9007)にお問い合わせいただくのが確実です。

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この記事を書いた人
ジンデン

工業高校電気科卒・国家資格保有の次世代エレクトロニクス・コンサルティングアナリスト、案内人ジンデンのプロフィール。文部大臣賞受賞の発明経験からポータブル電源の仕組みと安全性を根拠ある情報で発信しています。

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