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エコフローRIVERシリーズ比較|容量別おすすめ機種と選び方

大きさの異なる複数の小型ポータブル電源をスマートフォンやキャンプ用品、防災用品と並べて比較するイメージ

こんにちは、次世代エレクトロニクス・コンサルティングアナリストのジンデンです。
エコフローのポータブル電源を小型モデルから探していくと、RIVER 3、RIVER 3 Plus、RIVER 3 Max、RIVER 3 Max Plusという名前が出てきます。
見た目も名前もよく似ているため、「結局どれを選べばいいのか分かりにくい」と感じるかもしれません。

RIVERシリーズで一番大切なのは、単純に上位モデルを選ぶことではありません。
使う家電の消費電力と、何時間使いたいかを先に決め、その条件に合う容量を選ぶことです。
RIVER 3は230Wh・定格300Wですが、RIVER 3 Plusになると286Wh・定格600Wへ出力が大きく上がります。
一方、RIVER 3 MaxとMax Plusは定格600Wのまま容量を572Wh、858Whへ増やした構成です。
つまり、Plus以降は「さらに大きな家電を使う」というより、「同じ家電をもっと長く使う」という違いが中心になります。

この仕組みを理解すると、RIVERシリーズはかなり選びやすくなります。
短時間のアウトドアやスマホ充電なら小容量、ノートパソコンや小型家電まで使うならPlus、車中泊や防災も考えるならMaxやMax Plusという具合です。
軽さだけで選ぶと容量不足になりやすく、逆に必要以上に大容量を選ぶと持ち運びの良さを失います。
この記事では、容量・出力・重量・充電性能を比べながら、あなたの使い方に合うRIVERを具体的に見ていきます。

  • RIVER 3シリーズ4機種の容量と出力の違い
  • 230Whから858Whまでの容量別の選び方
  • キャンプ・車中泊・防災に合うRIVER
  • 重量・充電速度・拡張バッテリーの違い

エコフローRIVERシリーズを比較

容量の増加に合わせて本体サイズが段階的に大きくなる4台の小型ポータブル電源を並べた比較イメージまず、エコフローRIVERシリーズの違いを一覧で確認してみましょう。
RIVER 3シリーズは、基本となるRIVER 3と、600W出力を持つRIVER 3 Plus、そのPlusに拡張バッテリーを組み合わせたRIVER 3 Max、RIVER 3 Max Plusという流れで考えると分かりやすいです。
容量は230Whから858Whまで約3.7倍に増えますが、Plus以降の定格出力は600Wで共通します。
そのため、モデル名が大きくなるほど使える家電の消費電力が増えるわけではありません。
この点がDELTAシリーズとの大きな違いです。
RIVERでは持ち運びやすさを残しながら、必要な使用時間に合わせて容量を選ぶことが基本になります。

RIVER 3シリーズ4機種を比較

RIVER 3シリーズの主な仕様を並べると、それぞれの役割がかなりはっきりします。
RIVER 3は約3.4kgと非常に軽く、230Whの小容量モデルです。
RIVER 3 Plusでは約4.7kgまで増えるものの、定格出力が300Wから600Wへ倍増します。
MaxとMax Plusでは定格出力600Wを維持しながら、専用エクストラバッテリーによって容量を増やす仕組みです。
なお、仕様や販売状況は変更されることがあるため、購入時にはEcoFlow公式の商品ページでも最新情報を確認してください。

モデル 容量 定格出力 重量 サイズ 特徴
RIVER 3 230Wh 300W 約3.4kg 約255×207×113mm 軽量なエントリーモデル
RIVER 3 Plus 286Wh 600W 約4.7kg 約234×232×146mm 出力と携帯性のバランス型
RIVER 3 Max 572Wh 600W 約8.2kg 約234×232×238mm Plusの容量を約2倍へ拡張
RIVER 3 Max Plus 858Wh 600W 約10.5kg 約234×232×286mm RIVER 3系最大容量

表を見ると分かる通り、容量と重量はほぼ段階的に増えていきます。
一方、定格出力はPlusからMax Plusまで600Wで変わりません。
RIVER 3 Plusで動かせない定格1,000Wの家電が、Max Plusなら普通に使えるようになるわけではないということです。
MaxやMax Plusを選ぶ理由は、主に使用時間を長くすることにあります。

RIVER 3シリーズの価格差も確認しておきましょう

同じRIVER 3シリーズでも、セール時期やセット内容によって価格差が変わります。候補が絞れたら、購入前に公式サイトで最新価格と在庫を確認しておくと比較しやすいです。

EcoFlow公式でRIVERシリーズの最新価格を確認する

EcoFlow公式でもRIVER 3 Plusは286Wh・定格600W、最大858Whまでの容量拡張に対応するモデルとして案内されています。
詳しい現行仕様は、出典:EcoFlow公式サイト(RIVERシリーズ)で確認できます。

RIVER 3とPlusの違い

RIVER 3とRIVER 3 Plusは容量差だけを見ると、230Whと286Whなので56Whしか違いません。
しかし、実際に使うと大きな違いになるのが定格出力です。
RIVER 3は300W、Plusは600Wなので、Plusのほうが対応できる家電の幅が広がります。
RIVER 3はスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、照明、小型扇風機など比較的消費電力の小さな機器に向くモデルです。
一方、RIVER 3 Plusは600Wまで対応するため、小型炊飯器や一部のコーヒーメーカーなども選択肢に入ります。

さらにPlusはX-Boost使用時に最大900W級の一部家電へ対応します。
ただし、X-Boostは定格出力そのものが900Wになる機能ではありません。
電圧を調整しながら一部の家電を動作させる仕組みなので、精密機器や一定の電圧を必要とする機器では通常の600W以内で考えるほうが安全です。
使いたい家電のW数がよく分からない場合は、ポータブル電源のワット数と使える家電の目安も参考にしてください。

持ち運びではRIVER 3が約3.4kg、Plusが約4.7kgなので、どちらも比較的扱いやすい重量です。
徒歩で持ち運ぶ機会が多いならRIVER 3の軽さは魅力ですが、車で移動するキャンプや防災用なら、約1.3kgの差より600W出力の使いやすさを優先する考え方もあります。
小型ポータブル電源でも「何kgなら持てるか」だけではなく、「その重量で何ができるか」まで見ることが大切です。

MaxとMax Plusの違い

RIVER 3 MaxとRIVER 3 Max Plusは、RIVER 3 Plusへ専用エクストラバッテリーを組み合わせた構成と考えると分かりやすいです。
Maxは572Wh、Max Plusは858Whまで容量が増えます。
定格出力はどちらも600Wなので、動かせる家電の上限は基本的にPlusと同じです。
違うのは、同じ家電をどのくらい長く使えるかという点になります。

たとえば50Wの電気毛布なら、単純計算では572Whで約11.4時間、858Whなら約17.1時間分の電力量があります。
ただし実際には変換損失や本体消費があるため、この時間をそのまま使えるわけではありません。
それでも容量が約1.5倍になれば、実際の使用時間にも大きな差が出ます。
車中泊で一晩使うのか、停電時に翌日まで使うのかによってMaxとMax Plusを選び分けるといいでしょう。

重量はMaxが約8.2kg、Max Plusが約10.5kgです。
10kgを超えると徒歩で長距離を運ぶには負担を感じますが、車からテントサイト、自宅内での移動程度なら大容量モデルとしては比較的扱いやすい範囲です。
EcoFlow公式でもMax Plusは858Wh・約10.5kgの構成として案内されています。
RIVER 3 MaxとMax Plusの現在価格をEcoFlow公式で比較する場合は、セール価格だけでなく必要容量との差も見てください。

ジンデンのワンポイントアドバイス

Plus、Max、Max Plusで迷ったら、「使える家電」ではなく「何時間使いたいか」を考えるのがコツです。
3機種とも定格出力は600Wなので、容量を増やしても高出力家電への対応力は基本的に変わりません。
一晩使うならMax、さらに余裕を持たせたいならMax Plusという考え方が分かりやすいですよ。

RIVERの容量別おすすめ機種

日帰り利用から車中泊や防災まで必要な使用時間に合わせて容量の異なるポータブル電源を使い分ける場面RIVERシリーズを選ぶときは、「一番性能がいいもの」ではなく、自分が必要とする容量に最も近いものを選ぶことが大切です。
容量が増えれば使用時間は延びますが、本体は重くなり、価格も上がります。
逆に軽さを優先しすぎれば、キャンプ場や停電時に思ったより早く電池がなくなるかもしれません。
そのため、スマートフォンや照明だけなのか、ノートパソコンや電気毛布も使うのか、さらに冷蔵庫まで動かしたいのかを先に考えます。
必要な電力量が分からない場合は、使う家電の消費電力Wに使用時間を掛けてWhを出してみてください。
そこへ変換損失を考えた余裕を加えれば、必要容量が見えやすくなります。

230WhならRIVER 3

RIVER 3は230Wh・定格300W、重量約3.4kgのエントリーモデルです。
この機種の魅力は、何より持ち運びやすさにあります。
スマートフォン、タブレット、カメラ、LEDライト、ノートパソコン、小型扇風機など、消費電力の小さな機器を屋外で使うなら十分活躍できます。
日帰りキャンプや釣り、撮影、イベントなど、「コンセントがない場所で少し電気を使いたい」という用途に向いています。

一方、防災用途で冷蔵庫や電気毛布を長時間使いたい場合、230Whでは余裕がありません。
容量が小さいので、家族全員のスマートフォンを何度も充電しながら照明や通信機器も動かすと、思ったより早く残量が減ります。
そのため、RIVER 3は本格的な長期停電用というより、最低限の通信・照明を確保するサブ電源と考えると使いやすいでしょう。

また、定格300Wなので高出力の調理家電には向きません。
「小さいから何でも少しずつ使える」のではなく、300Wを超える家電はそもそも通常の定格範囲外になる点を覚えておいてください。
とにかく軽くしたい人、日帰りで使う人、スマホやPC中心の人にはRIVER 3が合います。

286WhならRIVER 3 Plus

RIVER 3 Plusは容量286Whと小型ですが、定格出力600Wまで対応します。
RIVER 3との容量差は小さいものの、出力が倍になるため、選べる家電は大きく増えます。
重量も約4.7kgに収まっており、片手で短い距離を移動させる使い方にも向いています。
「小型で持ち運びやすい電源が欲しいけれど、300Wでは少し物足りない」という人には、バランスのいい構成です。

ACコンセントから約1時間で満充電でき、最大220Wのソーラー入力にも対応します。
急にキャンプへ出かけるときや、台風が接近しているときでも、短時間で充電しやすいのはメリットです。
また、10ms未満の電源自動切り替え機能を備えているため、停電時のパソコンや通信機器のバックアップにも活用できます。
ただし、すべての精密機器や医療機器で無条件に利用できるという意味ではないので、接続機器側の仕様確認は必要です。

Plusは単体で使ったあと、必要になれば専用エクストラバッテリーを追加できるのも特徴です。
最初から858Whが必要か判断できない場合は、まずPlusを使い、後から容量を増やす方法も考えられます。
ただし、エクストラバッテリーの販売状況や互換性は変わることがあるため、追加購入を前提にする場合はEcoFlow公式サイトで対応アクセサリーを確認しておきましょう。

572WhならRIVER 3 Max

RIVER 3 Maxは572Wh・定格600Wで、重量は約8.2kgです。
Plusと比べて容量がちょうど2倍になるため、同じ使い方なら使用時間を大きく延ばせます。
1泊のキャンプ、車中泊、電気毛布、小型冷蔵庫、照明、スマートフォンの充電などを組み合わせる場合、230~286Wh級より余裕が出てきます。

特に車中泊では、昼間より夜間の消費電力を考えることが重要です。
スマートフォンを充電するだけなら小容量で十分ですが、電気毛布を数時間使い、朝まで冷蔵庫を動かし、さらに照明やパソコンも使うとなると500Wh前後が欲しくなるケースがあります。
572WhのMaxは、RIVERの携帯性を大きく損なわず、一晩の利用へ対応しやすくした位置づけです。

ただし定格出力は600Wなので、容量が572Whあっても一般的な1,000W以上の電子レンジや電気ケトルを通常出力で使えるわけではありません。
ここは容量と出力を混同しないでください。
必要容量の計算については、ポータブル電源の容量目安とWh計算でも詳しく解説しています。

858WhならRIVER 3 Max Plus

RIVER 3 Max Plusは858Wh・定格600W、重量約10.5kgで、RIVER 3系では最大容量となります。
小型ポータブル電源としてはかなり大きな容量があり、車中泊、キャンプ、防災、テレワークなどを一台で兼用したい人に向いています。
特に電気毛布、扇風機、Wi-Fiルーター、ノートパソコンといった600W以下の家電を長く使う用途では容量の多さが生きてきます。

一方で約10.5kgあるため、RIVER 3の約3.4kgと比べると持ち運びの感覚はかなり変わります。
徒歩で長時間運ぶ製品というより、車で移動し、必要な場所まで持っていく使い方が現実的です。
それでも1,000Wh級のポータブル電源と比べれば比較的コンパクトなので、「DELTAまでは必要ないけれど500Whでは少ない」という人にはちょうど中間になります。

防災も兼ねるなら、RIVERシリーズの中ではMax Plusが最も余裕を持ちやすいでしょう。
ただし本格的に冷蔵庫や高出力調理家電を長時間使いたい場合、600Wという定格出力が先に制限になることがあります。
その段階ではRIVERをさらに大きくする発想ではなく、定格1,500W級のDELTAシリーズへ移るほうが自然です。

エコフローRIVERを用途別に選ぶ

キャンプや車中泊、防災で小型ポータブル電源を照明や電気毛布、小型冷蔵庫に使う場面容量だけで機種を決めにくい場合は、実際の利用シーンから考えてみましょう。
RIVERシリーズが得意なのは、コンパクトさと持ち運びやすさを必要とする用途です。
日帰りキャンプ、車中泊、釣り、撮影、テレワーク、短時間停電などではRIVERの軽さが大きなメリットになります。
反対に、家庭の大型冷蔵庫や電子レンジ、電気ケトル、IH調理器などを長時間動かすことが目的なら、RIVERでは容量より先に600Wの出力上限が問題になるケースがあります。
そのため、何Wh必要かだけでなく、使いたい家電の最大消費電力まで確認して選んでください。
ここからは用途ごとに、どの容量帯が使いやすいのかを見ていきます。

キャンプならPlusかMax

キャンプではRIVER 3 PlusかRIVER 3 Maxが選びやすいでしょう。
日帰りや一泊で、スマートフォン、照明、カメラ、扇風機、ノートパソコンなどが中心ならPlusでも対応しやすいです。
重量約4.7kgなので、車からサイトまで少し距離があっても比較的運びやすく、収納スペースも取りません。

一方、電気毛布やポータブル冷蔵庫を長く使いたいならMaxの572Whが安心です。
消費電力50Wの電気毛布を8時間使うだけでも理論上400Wh必要になるため、286WhのPlusでは一晩を通して使うのは難しくなります。
実際には変換ロスもあるので、冬キャンプなどでは500Wh以上を用意したほうが余裕を持てます。

キャンプで高出力の電気ケトルやIH調理器を使いたい場合は、容量をMax Plusへ増やしても定格600Wの制限は変わりません。
調理家電をメインにするなら、RIVERシリーズだけにこだわらずDELTA系も比較してください。
RIVERは「家電を何でも動かす大型電源」ではなく、「必要な電気を軽く持ち出す電源」と考えると選びやすいです。

車中泊ならMaxかMax Plus

車中泊ではRIVER 3 MaxかMax Plusが候補になります。
車で運ぶため徒歩キャンプほど重量を気にする必要がなく、むしろ夜間に使える時間のほうが重要になるからです。
スマートフォン、室内照明、電気毛布、ノートパソコン、小型冷蔵庫などを同時に使う可能性があるなら、572Wh以上あると使い方に余裕が出ます。

一泊中心ならMax、連泊や防災兼用ならMax Plusという考え方が分かりやすいでしょう。
特に858WhあるMax Plusなら、50W前後の電気毛布や小型家電を長時間使いやすくなります。
ただし夏場にポータブルエアコンを長時間動かすなど、消費電力が大きい用途では858Whでも十分とは限りません。
また、600Wを超える家電では出力制限にも注意が必要です。

車内で使う場合は、真夏の駐車車両へポータブル電源を放置しないことも大切です。
RIVER 3 Plusの仕様上、充電温度は0~45℃、放電温度は-10~45℃とされています。
夏の密閉された車内はこの温度を大きく超えることがあるため、使用しないときも高温環境を避けて保管してください。

防災ならMax Plusを基準に考える

防災用としてRIVERシリーズを選ぶなら、私はMax Plusの858Whを基準に考えます。
停電時はスマートフォンだけでなく、照明、Wi-Fiルーター、ラジオ、パソコン、扇風機、電気毛布など複数の機器を使う可能性があるからです。
230Whや286Whでも最低限の電源として役立ちますが、家族で使うと容量が早く減ります。

Max Plusなら約10.5kgなので、1,000Whを超える大型モデルより持ち出しやすく、避難時にも移動できる範囲に収まりやすいでしょう。
一方、自宅避難で冷蔵庫や調理家電まで本格的にバックアップするなら、定格600Wでは足りない場合があります。
その場合はRIVERの最大モデルへこだわらず、DELTA 3 Plusなど1,000Wh・1,500W級を検討するほうが合理的です。
RIVERとDELTAの価格差を見たい方は、EcoFlow公式サイトの現行ラインアップも確認してみてください。

防災用の容量は、家族人数や停電時間によって大きく変わります。
「何日分あれば安心」という数字だけで決めるのではなく、停電時に何を優先するかを決めてください。
詳しくは防災用ポータブル電源の容量目安も参考になります。

ジンデンのワンポイントアドバイス

防災用でRIVERとDELTAの境目に迷ったら、600Wを超える家電を使うかどうかで判断してみてください。
通信、照明、電気毛布などが中心ならRIVER Max Plusでも十分活躍します。
電子レンジや電気ケトルまで使いたいなら、容量ではなく定格出力の面からDELTAへ上げるほうが分かりやすいですよ。

RIVER選びで確認したいポイント

小型ポータブル電源の重さや接続機器、ソーラーパネル、拡張バッテリーを確認して選ぶ場面最後に、RIVERシリーズを購入する前に確認しておきたいポイントをまとめます。
RIVERは小型で扱いやすいシリーズですが、軽さだけで決めると容量が不足し、大容量だけを見れば出力600Wという制限を見落とすことがあります。
さらに、ソーラー充電、エクストラバッテリー、保証、旧モデルとの違いなども確認しておきたいところです。
特にEcoFlowは同じRIVERという名称の中に旧世代と現行世代が混在し、公式ストアでもRIVER 2 Proなどが販売表示される時期があります。
中古品やセール品を選ぶ場合は「RIVERだから同じ」と考えず、型番、容量、バッテリー種類、保証期間を個別に確認してください。
価格だけでなく、使い続ける数年間を考えて選ぶことが大切です。

容量と出力を分けて考える

RIVER選びで最も重要なのは、容量Whと定格出力Wを分けて考えることです。
容量は「どれくらい長く使えるか」、定格出力は「その家電を動かせるか」に関係します。
RIVER 3 Max Plusは858WhあるのでRIVER 3の230Whより約3.7倍多く電気をためられますが、定格出力は600Wです。
そのため、1,000Wの家電を使いたいという問題は、容量を増やしても解決しません。

まず使いたい家電の消費電力を確認し、600W以内であれば次に必要時間を計算します。
例えば100Wの機器を5時間なら理論上500Wh、50Wの機器を10時間でも500Whです。
実際には変換損失があるので、必要量ぎりぎりではなく20%前後の余裕を持たせると選びやすくなります。
冷蔵庫のように消費電力が変動する家電は単純計算からずれるため、数字は目安として考えてください。

RIVERは「600W以内の家電を、どれくらい長く使いたいか」で選ぶと分かりやすいです。
300W以内で短時間ならRIVER 3、600W以内で短時間ならPlus、長時間ならMaxまたはMax Plusという考え方が基本になります。

リン酸鉄と寿命を確認

RIVER 3シリーズはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
RIVER 3 Plusはメーカー仕様で3,000回の充放電後も初期容量の80%を維持するとされており、長期使用を想定した設計です。
ただし「3,000回を超えた瞬間に使えなくなる」という意味ではありません。
容量が徐々に減っていき、一定の残存容量を寿命の目安として表している数字です。

寿命を延ばすには、高温環境を避け、長期間0%のまま放置しないことが重要です。
防災用として購入して箱に入れたまま何年も置くのではなく、定期的に残量や動作を確認してください。
非常時に初めて電源を入れて、残量不足や操作方法が分からないという状態を避けるためにも、普段からスマートフォンや照明の充電に使うことをおすすめします。

ソーラー充電との相性を見る

キャンプや長時間停電を想定するなら、ソーラーパネルとの組み合わせも検討できます。
RIVER 3は最大110W、RIVER 3 Plus系は最大220Wのソーラー入力に対応します。
容量を使い切っても日中に充電できれば、利用できる期間を延ばせます。
特に停電が数日に及ぶケースでは、本体容量だけを大きくするより、充電手段を持つことが重要になる場合があります。

ただし、どのソーラーパネルでも自由につなげるわけではありません。
本体には入力電圧、電流、最大W数の条件があり、社外パネルを使う場合もその範囲に収める必要があります。
特に複数枚を直列接続すると開放電圧が高くなるので、上限を超えないよう注意してください。
初めてソーラー充電を行うなら、対応条件を確認しやすい純正パネルは選びやすい方法です。
EcoFlow公式サイトで純正ソーラーパネルとのセット内容を確認するのも一つの選択肢でしょう。

旧RIVERシリーズとの違い

EcoFlowにはRIVER 2、RIVER 2 Max、RIVER 2 Proなど旧世代のモデルもあり、2026年8月時点でもRIVER 2 Proが公式ストアの商品一覧に表示されるケースがあります。
RIVER 2 Proは768Wh・定格800Wなので、RIVER 3 Max Plusより容量は少ないものの定格出力は高いという特徴があります。
したがって「3のほうが数字が新しいから、すべての性能が上」とは限りません。

セール品や中古品を比較するときは、容量、定格出力、重量だけでなく、発売世代、バッテリー種類、保証、充放電回数も確認してください。
特に中古品は新品と同じ保証条件とは限らず、バッテリーがどのように使われてきたかも分かりにくい部分があります。
EcoFlow全体の評判や安全面も確認したい方は、EcoFlowポータブル電源の口コミと評判も参考にしてください。

RIVERというシリーズ名だけで仕様を判断しないでください。
旧RIVER、RIVER 2、RIVER 3では容量、定格出力、バッテリー、保証条件が異なります。
購入時は必ず正式な型番まで確認することが大切です。

エコフローRIVERのよくある質問(FAQ)

エコフローDELTAシリーズの選び方をまとめる女性とポータブル電源

Q1. RIVER 3シリーズで一番おすすめはどれですか?

A. 持ち運びやすさと使える家電のバランスを重視するならRIVER 3 Plusが比較しやすいモデルです。
286Wh・定格600Wで約4.7kgなので、日帰りアウトドアや短時間停電に使いやすい構成です。
一方、車中泊や防災まで兼ねるなら572WhのMax、さらに余裕を求めるなら858WhのMax Plusを検討してください。

Q2. RIVER 3 MaxとMax Plusは出力も違いますか?

A. 定格出力はどちらも600Wです。
主な違いは容量で、Maxが572Wh、Max Plusが858Whです。
Max Plusを選んでも600Wを超える家電が通常出力で使えるようになるわけではなく、同じ家電をより長く使えるようになると考えてください。

Q3. RIVERで電子レンジや電気ケトルは使えますか?

A. 一般的な電子レンジや電気ケトルは600Wを大きく超える消費電力の製品が多いため、RIVER 3シリーズでは通常の定格出力を超える場合があります。
家電側の消費電力表示を必ず確認してください。
高出力調理家電を使うことが目的なら、定格1,500W以上のDELTAシリーズを検討したほうが選びやすいでしょう。

Q4. 防災用ならRIVER 3 Max Plusで足りますか?

A. スマートフォン、照明、Wi-Fiルーター、ノートパソコン、電気毛布など600W以内の家電を中心に使うなら、858WhのMax Plusは有力な候補です。
ただし冷蔵庫や調理家電を複数同時に使う家庭では、容量だけでなく600Wの定格出力が不足する場合があります。
その場合はDELTAシリーズも比較してください。

Q5. RIVER 3 Plusは後から容量を増やせますか?

A. 対応する専用エクストラバッテリーを追加することで、572Whまたは858Whの構成へ拡張できます。
RIVER 3 MaxとMax Plusは、この容量拡張を利用した構成です。
ただしアクセサリーの互換性や販売状況は変わる場合があるので、購入時にEcoFlow公式サイトで対応型番を確認してください。

まとめ:RIVERは必要時間で選ぶ

エコフローDELTAシリーズのよくある質問を解説する女性とポータブル電源エコフローRIVERシリーズは、軽さだけで選ぶのではなく、使いたい家電の消費電力と必要時間から容量を逆算することが大切です。
RIVER 3は230Wh・300Wで約3.4kg、RIVER 3 Plusは286Wh・600Wで約4.7kg、Maxは572Wh・600Wで約8.2kg、Max Plusは858Wh・600Wで約10.5kgという構成です。

日帰りやスマートフォン・PC中心ならRIVER 3、コンパクトさと600W出力を両立したいならPlus、一泊のキャンプや車中泊ならMax、防災まで兼ねて使用時間に余裕を持たせるならMax Plusが選びやすいでしょう。
ただしPlus、Max、Max Plusはすべて定格600Wなので、容量を増やしても高出力家電への対応力は基本的に変わりません。

600W以内の家電をどれくらい長く使いたいか。
この視点で選べば、RIVERシリーズの違いはかなりシンプルになります。
もし電子レンジや電気ケトルなど600Wを大きく超える家電を使いたいなら、RIVERの容量を増やすのではなく、DELTAシリーズへ切り替えて検討してください。
自分の使い方に必要な容量だけを選ぶことが、RIVERの軽さと使いやすさを最大限に生かす方法です。

価格・在庫・セット内容は時期によって変わります
EcoFlow公式サイトでRIVERシリーズを見る

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この記事を書いた人
ジンデン

工業高校電気科卒・国家資格保有の次世代エレクトロニクス・コンサルティングアナリスト、案内人ジンデンのプロフィール。文部大臣賞受賞の発明経験からポータブル電源の仕組みと安全性を根拠ある情報で発信しています。

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