こんにちは、次世代エレクトロニクス・コンサルティングアナリストのジンデンです。
みんなの電源(https://min-den.com/)を運営しています。
「Jackery 1000シリーズって結局どれがいいの?」
そんな声を本当によく聞きます。
公式サイトや販売ページを見ても、モデル名がいくつもあって、スペック表を見比べても何が大切なのかよくわからない。
かといって適当に選んで後悔するには、ポータブル電源は高い買い物です。
この記事では、Jackery 1000シリーズの各モデルをバッテリーの種類・出力・重さ・価格・拡張性という5つの軸で整理し、あなたの用途に合った一台を見つける手がかりを提供します。
難しい専門用語はなるべく噛み砕いて説明しますので、ポータブル電源が初めての方でも安心して読み進めてください。
- Jackery 1000シリーズの全モデルと、それぞれの設計コンセプトの違い
- バッテリーの種類・インバーター出力・充電速度の世代ごとの進化ポイント
- 1000 Newと1000 Plusの具体的な違いと、どちらを選ぶべきかの判断基準
- 旧モデル(880・初代1000・1000 Pro)を今選ぶことに意味があるかどうか
Jackery 1000シリーズの種類と基本スペック

どのモデルがどんな立ち位置にあるのかを把握しておくと、この後の比較がぐっとわかりやすくなります。
「そもそも何種類あるの?」という疑問をここで解消しておきましょう。
全モデルの一覧とポジション
Jackery 1000シリーズには、大きく分けて4つのモデルが存在します。
それぞれ登場した時期が異なり、搭載技術にも明確な世代の差があります。
まず最も古い初代「Jackery ポータブル電源 1000」は、同ブランドの1000Whクラスに対する最初の回答でした。
重量は約10.6kgと比較的軽く、当時の市場では先進的な製品でしたが、バッテリーの寿命や出力面での制約が後継機で大きく改善されています。
次に登場したのが「Jackery ポータブル電源 1000 Pro」です。
初代の最大の弱点だったAC充電の遅さ(約7.5時間)を、約1.8時間まで劇的に短縮した急速充電対応モデルとして位置づけられています。
バッテリーの化学構成は初代と同じ三元系リチウムイオンですが、充電性能と充放電サイクル寿命(約1000回)が改善されました。
そして現行ラインナップの中心に位置するのが「Jackery ポータブル電源 1000 New(ジャクリ 1000 ニュー)」と「Jackery ポータブル電源 1000 Plus(ジャクリ 1000 プラス)」の2モデルです。
この2機種はともに長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)を搭載しており、「旧世代」と「新世代」の間には明確な技術的断絶があります。
【各モデルの基本定格一覧】
| モデル名 | バッテリー | 容量 | 定格出力 | 重量 | 公式定価(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| Jackery 1000(初代) | 三元系リチウムイオン | 1002Wh | 1000W(瞬間2000W) | 約10.6kg | 139,800円 |
| Jackery 1000 Pro | 三元系リチウムイオン | 1002Wh | 1000W(瞬間2000W) | 約11.5kg | 149,800円 |
| Jackery 1000 New | リン酸鉄リチウムイオン | 1070Wh | 1500W(瞬間3000W) | 約10.8kg | 139,800円 |
| Jackery 1000 Plus | リン酸鉄リチウムイオン | 1264Wh | 2000W(瞬間4000W) | 約14.5kg | 168,000円 |
※価格・スペックは公式情報を参考にしていますが、変更の可能性があります。
最新情報は必ずJackery公式サイトでご確認ください。
出典:Jackery公式サポート「1000 / 1000Pro / 1000Plus / 1000Newの違い」
このように並べてみると、新旧の差が数字として浮き上がってきます。
特に「出力」と「バッテリーの種類」の違いは、日常的な使い勝手に直結するポイントです。
バッテリー化学の世代交代とは
「バッテリーの化学」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は電池の中身の素材が変わった、ということです。
これがなぜ大事かというと、素材が変わると「どれくらいの回数使えるか(寿命)」と「どれだけ安全か」が根本から変わるからです。
初代1000とPro(1000 Pro)に使われている三元系リチウムイオン電池(NMC)は、エネルギー密度が高く軽量化しやすい素材です。
本体を軽く仕上げるのに向いていますが、充放電を繰り返すうちに性能が落ちるペースが速く、初代は約500回、Proでも約1000回が充放電サイクルの目安とされています。
毎日フル充放電する場合、初代は約1〜2年、Proでも約3年で容量の目立った低下が始まる計算になります。
一方、1000 NewとPlusに採用されたリン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)は、化学的な安定性が高く発熱・発火リスクが低い素材です。
そして最大の違いは充放電サイクル寿命が約4000回(容量70%維持)と、旧世代の4〜8倍に達している点です。
毎日フル充放電を繰り返しても、10年以上現役で使い続けられる計算になります。
電池の種類ごとの寿命や安全性をさらに詳しく知りたい方は、ポータブル電源の電池種類とリン酸鉄の選び方もあわせて確認しておくと理解しやすいです。
ポイント:LiFePO4の弱点と克服
リン酸鉄リチウムイオン電池は一般的に「エネルギー密度が低く、同じ容量だと重くなる」という弱点があります。
1000 Plusは14.5kgと確かに重くなっていますが、1000 Newはセル配置の高密度化など先進的な製造技術によって、リン酸鉄搭載ながら10.8kgという驚異的な軽量化に成功しています。
インバーター出力の違いを整理
ポータブル電源を選ぶときに「容量(Wh)」に目が行きがちですが、「出力(W)」も同じくらい重要なポイントです。
出力とは、同時に何ワットまでの電気製品を動かせるかを示す数値です。
初代1000と1000 Proは定格出力1000Wです。
スマートフォンや照明、ノートPC、小型の電気毛布などは問題なく動かせますが、電子レンジ(一般的に1000〜1500W)や電気ケトル、ドライヤーを使おうとすると出力が足りず、安全装置が働いて止まってしまうことがあります。
これに対して、1000 Newは定格1500Wに強化されています。
一般的な家庭用コンセントの最大出力(15A×100V=1500W)と同等になったことで、電気ケトルや電子レンジ(出力を下げたモード)など、これまで諦めていた家電も稼働可能になりました。
さらに1000 Plusは定格2000Wという、このクラスでは突出した出力を実現しています。
IHクッキングヒーターや大型ドライヤー、コンプレッサーを内蔵した機器(冷蔵庫・エアコン)など、モーター起動時に大きな電流を必要とする家電でも安定して動かせます。
電子レンジや電気ケトルなど高出力家電を使いたい場合は、ポータブル電源で電子レンジ・ケトルは使える?必要ワット数を解説した記事も参考になります。
◆ジンデンのワンポイントアドバイス
周波数対応と給電品質の変化
あまり話題になりませんが、実は「出力周波数」も見落とせないポイントです。
日本国内は東日本が50Hz、西日本が60Hzという異なる電力周波数を使っています。
初代Jackery 1000は出力周波数が60Hz固定という仕様でした。
これは、東日本(東京・東北・北海道など)で使われる50Hz専用の旧型家電製品に接続した場合、正常に動作しない・劣化が早まるリスクがあることを意味します。
1000 Pro、1000 New、1000 Plusの3モデルでは、50Hz/60Hzの自動識別・手動切替機能が標準で搭載されています。
日本全国どこでも、接続する家電に合わせて周波数を選べるので、余計な心配が不要になりました。
また、現行の新世代機(1000 New・1000 Plus)では、給電波形の品質も向上しています。
精密な電子機器やモーター駆動の家電でも安定した電力を受け取れるよう、インバーターの制御精度が改善されており、長時間使用時の発熱抑制にも配慮した設計になっています。
USB Type-C出力と急速充電への対応
スマートフォンやノートPCを充電する機会が多い方には、USB Type-Cポートの出力スペックも重要なチェックポイントです。
初代Jackery 1000のUSB Type-Cポートの最大出力は18W(2ポート)にとどまっています。
最新のスマートフォンやノートPCは30W〜100Wの急速充電に対応しているものが多く、18Wでは本来の速度で充電できない場面が出てきます。
1000 ProとPlusはUSB-C最大100W出力ポートを2基搭載しており、MacBookやiPad Proなどの高性能デバイスもフル速度で充電できます。
1000 Newは100W出力1ポート+30W出力1ポートという構成で、複数デバイスの同時充電にも対応しています。
こうしたポート構成の違いは、キャンプや車中泊で複数人のデバイスをまとめて充電したいときに、かなり影響してきます。
1000 Newと1000 Plusの違いを比較

ただし、この2機種の設計思想は実は大きく異なります。
「軽くて使いやすい万能機」か「拡張性と高出力を重視した据え置き寄りのパワー機」か——その違いをここで徹底的に解説します。
重さと携帯性の実際
1000 Newの本体重量は約10.8kg、1000 Plusは約14.5kgです。
数字だけ見ると「3.7kgの差」に見えますが、実際の取り回しでは体感的にかなり大きな差として現れます。
10kg前後のものは、成人であれば片手で短距離なら運べる重さです。
クローゼットから車のトランクまで運ぶ、キャンプ場でテントサイトまで持ち歩く、といった移動を伴う用途では1000 Newの軽さが毎回効いてきます。
14.5kgになると話が変わります。
両手で持つのが前提になり、階段の上り下りや車の荷室への積み下ろしで腰に負担がかかります。
特に腰が弱い方や女性の方には、14.5kgを定期的に運ぶのは現実的に厳しい場面も出てくるかもしれません。
注意点:1000 Plusの重さについて
1000 Plusの14.5kgという重量は「車に積んだまま使う」「家の特定の場所に置きっぱなしにする」という使い方を前提にすると気になりません。
ただし「毎週キャンプに持っていく」「階段を何度も上り下りする」という使い方には向いていないと正直に言います。
購入前に、自分がどこでどう使うかを具体的に想像しておくことをおすすめします。
1000 Newのボディサイズは327×224×247mm(幅×奥行×高さ)、1000 Plusは356×260×283mmです。
Plusは全体積が約20%大きく、軽自動車の荷室スペースに置いたときの圧迫感も違います。
実際のサイズ感を事前に確認しておくと、購入後の「思ったより大きかった」という失敗を防げます。
拡張性の有無がもたらす差
1000 NewとPlusの最も根本的な設計の違いは、「容量を増やせるかどうか」です。
1000 Plusには専用のDC拡張ポートが搭載されており、別売りの「Battery Pack 1000 Plus」を最大3台まで追加接続できます。
基本の1264Whから始まり、拡張バッテリーを1台ずつ追加するごとに容量が増え、最大では約5056Wh(約5kWh)まで拡張できます。
これは何を意味するかというと、「今は1台で十分でも、将来もっと電力が必要になったら拡張できる」という選択肢が残るということです。
たとえばキャンピングカーを将来購入する予定がある方、家族が増えて電力需要が上がる可能性がある方にとっては、この拡張性が大きな安心材料になります。
一方、1000 Newは拡張ポートを持たないスタンドアロン設計です。
拡張の余地がない代わりに、内部の設計をシンプルにすることができ、それが10.8kgという軽量化と小型化に直接つながっています。
「1070Whあれば十分、それ以上は必要ない」という明確なビジョンを持つ方には、むしろこのシンプルさが合理的な選択になります。
UPS機能とEPS機能の違い
1000 NewはUPS(無停電電源装置)機能、1000 PlusはEPS(非常電源供給)機能を搭載しています。
どちらも「コンセントから電源が遮断されたとき、20ミリ秒(0.02秒)以内にバッテリー給電に切り替える」という基本動作は同じです。
この切り替え速度があれば、冷蔵庫・照明・ルーター・テレビなど一般的な家電の電源はほぼ途切れることなく維持できます。
では呼称の違いに実質的な意味はあるのでしょうか。
1000 NewのUPS機能は、より厳密な国際規格(UL1778など)に基づく認証を受けた高精度なバイパス回路を備えているとされています。
デスクトップPC・NAS・小型サーバーなど、電圧の瞬断や波形の乱れがデータ損失やシステムクラッシュに直結する精密機器の保護を主目的としています。
補足:在宅医療機器を使っている方へ
在宅医療機器(人工呼吸器・血液透析など)への使用については、必ず機器メーカーおよび主治医・医療スタッフに確認してください。
ポータブル電源は医療機器の公式バックアップ電源として認証されているわけではなく、万一の際の責任は各自に帰します。
最終的な判断は必ず専門家にご相談ください。
日常の防災備蓄や一般的な家電の停電対策であれば、EPS搭載のPlusでも実用上は十分です。
精密機器の電源維持を重視するなら、UPS認証を持つ1000 Newが論理的に有利です。
充電速度と緊急充電モード
両モデルのAC充電時間(コンセントからの充電)は、標準モードでともに約1.7時間です。
旧世代の初代1000が約7.5時間かかっていたことを考えると、飛躍的な改善です。
1000 Newには、ここに加えて「緊急充電モード」が用意されています。
専用アプリからこのモードを有効にすると、AC入力の電流量を限界近くまで引き上げ、最短60分でほぼ満充電まで充電できます。
これが実際の場面でどれだけ助かるか、想像してみてください。
「明日の早朝キャンプ出発の前日夜にバッテリーが空だった」「台風が迫っているのに充電を忘れていた」——そんなときに1時間で使える状態にできるのは、精神的にも大きな違いです。
また1000 Newには、長期保管時に役立つ機能も充実しています。
充電上限を85%・放電下限を15%に設定する「バッテリー節約モード」は、バッテリー寿命をさらに約1.5倍延ばすとされています。
防災用に半年以上保管しておく場合に適した「超ロングスタンバイモード」では、残量30%から20%まで低下するのに約1年かかるほど自然放電を抑えられます。
ソーラー充電の最大入力と実用性
Jackery 1000シリーズはいずれも、専用のソーラーパネル(SolarSagaシリーズ)と組み合わせることで、電源のない場所でも太陽光から充電できます。
これがJackery solar generator 1000やJackery solar generator 1000 Newとして販売されているセット商品の実体です。
ソーラー充電の速さを決めるのは「最大ソーラー入力(W)」です。
1000 Newは最大400W入力に対応しており、200Wパネルを2枚つないだ快晴環境で空から満充電まで約3時間かかります。
1000 Plusは最大800W入力という、このクラスでは異例の大容量入力に対応しています。
200Wパネルを4枚接続した最大構成なら、1264Whの大容量をわずか約2時間で満充電できます。
大容量ゆえに充電に時間がかかるというデメリットを、大口径のソーラー入力でカバーしている設計です。
容量別・パネル出力別の充電時間を具体的に見たい方は、ソーラーパネルでポータブル電源は何時間で充電できるかを整理した記事も確認しておくと、必要なパネル枚数を考えやすくなります。
なお、SolarSagaパネルにはIBC(裏面電極型)技術が採用されており、曇天時や朝夕の弱い日差しの中でも一般的なPERC型パネルより高い発電効率が期待できます。
長期間のキャンプや、天候が読めない山間部での運用には、この差が積み重なってくるかもしれません。
◆ジンデンのワンポイントアドバイス
ソーラーパネルとセットで購入する場合、個別に買うよりまとまった割引が適用されることが多いです。
セール時には定価の30〜40%オフになるケースも確認されています。
まずは公式ストアやAmazonのセール情報をチェックしてから購入タイミングを決めるのが、総コストを抑えるコツです。
ただし価格や割引率は時期によって変動しますので、購入前に必ず最新の公式情報をご確認ください。
880シリーズと旧モデルの位置づけ

「旧モデルが安く売っていたので気になっている」という方には特に読んでほしいセクションです。
jackery 880 vs 1000の違い
Jackery 880(および880 Pro)は、主に北米市場や一部特定チャネルで展開されている派生モデルです。
1000シリーズのプラットフォームをベースに、バッテリーセルの容量を意図的に抑えたバリエーション機という位置づけです。
880の具体的なスペックは容量880Wh、定格出力1000W、重量約9.9kgです(880 Proは881Wh、約11kg)。
1000と比較して容量が約12%少ない分、わずかに軽くなっています。
インバーターの性能や操作感は1000シリーズに酷似しており、基本的な使い勝手は変わりません。
ただし現時点において、Jackery 880は日本の正規ラインナップには含まれていません。
並行輸入品として流通している場合は、日本語のサポートが受けられなかったり、保証条件が国内購入品と異なる可能性があります。
注意:並行輸入品の購入リスク
保証内容・サポート言語・電圧規格が国内正規品と異なる場合があります。
購入前に販売元に必ず確認し、不明点がある場合はJackery日本公式サポートに問い合わせることを強くおすすめします。
「1000よりわずかに軽くて安い880が欲しい」というニーズは理解できますが、日本国内での購入を安心して行うためには、正規代理店経由での入手ルートが確保できているかどうかを先に確認しましょう。
初代1000とProを今買う理由
率直に言うと、定価に近い価格で初代1000または1000 Proをあえて選ぶ理由は、現時点では乏しいと私は考えています。
同じ139,800円(1000の定価)を払うなら、より新しく、より長寿命で、より出力の高い1000 Newの方が投資対効果は明確に上です。
しかし「旧世代機をあえて選ぶ理由がまったくない」とも言い切れません。
在庫処分や特定期間のタイムセールで定価から40〜50%オフになるケースが過去に確認されています。
もしそのような大幅値引きの機会に巡り会えた場合、三元系リチウムイオン電池の性能面での制約(サイクル寿命・出力)を理解した上で、軽量な大容量バッテリーとして運用する選択肢は成立します。
「キャンプへの頻度は年に数回程度」「主にスマートフォンやLED照明など小電力機器の充電がメイン」という使い方であれば、500回のサイクル寿命でも十分長く使えます。
コストを極限まで抑えたいライト層には、セール価格での旧モデル購入も一つの合理的な判断です。
用途別・予算別の選び方まとめ

「結局どれを買えばいいのか」への、私なりの具体的な回答です。
ただし、最終的な購入判断は必ずご自身で最新情報を確認した上で行ってください。
持ち運び重視なら1000 New
週末キャンプ、車中泊、日帰りのアウトドアイベント、防災備蓄——これらの用途で「持ち運ぶ機会が多い」方には、Jackery ポータブル電源 1000 Newが最も合理的な選択です。
10.8kgという重量は、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した製品の中では例外的な軽さです。
1070Whの容量で1500Wの出力があれば、電気ケトル・電子レンジ(低出力モード)・ドライヤー・冷蔵庫(小型)・スマートフォンの充電など、日常に近い使い方がアウトドアでも実現します。
さらに、定価139,800円という設定は、同等性能の他社製品と比べても競争力があります。
4000回という長寿命を考えれば、1回あたりの充電コストは長期的に見て非常に低く抑えられます。
1000 New単体の特徴や他社1000Whクラスとの違いを詳しく見たい方は、Jackery 1000 Newは防災・車中泊向きかをレビューした記事も参考にしてください。
バッテリー節約モードや超ロングスタンバイモードの搭載で、防災備蓄として長期間充電したまま放置しておいても安心です。
UPS機能を使えば、停電時に精密機器をシームレスに守れます。
「多機能かつ軽量な一台を探している方」への答えは1000 Newです。
拡張性重視なら1000 Plus
「キャンピングカーで長期間旅したい」「自宅の停電対策として冷蔵庫を長時間動かしたい」「IHヒーターや電動工具も使いたい」——そうした本格的な電力需要がある方には、Jackery ポータブル電源 1000 Plusを候補に入れてほしいです。
定格2000Wのインバーターは、家庭の一般的なコンセント(最大1500W)を超えた出力を持ちます。
複数の高消費電力家電を同時に動かせる余裕があり、「何を使ってもいい」という精神的なゆとりは、現場での快適さに直結します。
そして最大の強みは、拡張バッテリーによる最大約5kWhへの容量アップです。
現時点では1264Whで十分でも、ライフスタイルの変化に合わせてシステムを育てていける柔軟さは、高額な初期投資に対する保険とも言えます。
14.5kgという重量と168,000円という価格帯を許容できるなら、長期的に見てコストパフォーマンスの高い投資になりえます。
車での移動が前提で、本格的な電力確保を狙う方には1000 Plusを選んでください。
セール価格と総所有コストの考え方
Jackery製品は季節ごとのセールで大幅な値引きが行われることが多い製品です。
過去の事例では、1000 Newが約70,000円前後、1000 Plusが150,000円前後で取引されたことが確認されています(あくまで過去の参考値であり、現在価格を保証するものではありません)。
定価だけで判断するのではなく、「セールをいつ待つか」という視点も購入判断に組み込む価値があります。
特に大きなセールが期待できるタイミング(春・夏・年末など)を見計らって購入すると、数万円単位での節約につながるケースがあります。
また、ソーラーパネルをセットで購入する場合も、単品購入より割引率が高くなる傾向があります。
ソーラー充電まで視野に入れている方は、セット商品(Jackery solar generator 1000 New 等)の価格も確認してみてください。
総所有コスト(TCO)の考え方
ポータブル電源は初期費用だけで比較すると高く見えますが、4000サイクルの寿命で割ると1回あたりのコストは非常に低くなります。
また、停電時の食品ロス防止・宿泊費の削減(車中泊活用)・安心感といった非金銭的な価値も含めて考えると、投資対効果の見え方が変わるかもしれません。
最終的な判断は、ご自身の用途・予算・ライフスタイルに照らし合わせてご検討ください。
Jackery 1000シリーズに関するよくある質問(FAQ)

Q1. Jackery 1000 NewとJackery 1000 Plusは、どちらを選べばいいですか?
A. 「持ち運ぶ機会が多い」「コストパフォーマンスを重視する」方には1000 Newがおすすめです。
軽量(10.8kg)・高速充電・UPS機能を備えながら定価は1000 Plusより安く設定されています。
一方、「大容量・高出力が必要」「将来的に容量を拡張したい」「据え置き寄りの運用を考えている」方は1000 Plusが向いています。
迷ったときは「週に何回持ち運ぶか」と「IHや大型家電を使うか」の2点で判断すると選びやすくなります。
Q2. 初代Jackery 1000を今から購入するのはありですか?
A. 定価に近い価格では、現行の1000 Newの方が性能・寿命・出力のどれをとっても上なため、あえて初代を選ぶ理由は少ないと思います。
ただし、タイムセールや在庫処分で定価の40〜50%オフ程度まで値引きされている場合は話が変わります。
「年に数回のキャンプで小電力機器メインで使う」といった軽めの用途であれば、低価格での購入は合理的な選択肢になりえます。
購入前に現在の価格と1000 Newとの差額を比較してから判断してください。
Q3. Jackery 880と1000はどう違いますか?日本で買えますか?
A. Jackery 880は880Wh・1000W出力・約9.9kgというスペックで、1000シリーズより容量がやや少ない分わずかに軽い派生モデルです。
ただし880シリーズは主に北米向けのラインナップであり、日本の正規販売品には含まれていません。
並行輸入品として入手できる場合がありますが、日本語サポートや保証内容が正規品と異なる可能性があります。
購入前に販売元・保証内容をしっかり確認してください。
Q4. Jackery 1000シリーズの保証はどうなっていますか?
A. 1000 Pro・1000 New・1000 Plusは、正規購入後に公式サイトで製品登録を行うことで、最大5年間の保証が適用される仕組みです(標準3年+登録で追加2年)。
初代1000は保証期間が異なります(標準2年+登録1年の合計3年が目安)。
保証の詳細や登録方法は購入後に必ずJackery公式サイトで確認してください。
保証内容は変更になる場合があるため、最新情報を公式サイトでご確認いただくことを強くおすすめします。
出典:Jackery公式サポート「5年保証の対象となるJackery製品」
Q5. ソーラーパネルとセットで買った方がお得ですか?
A. 一般的に、Jackery solar generator 1000 Newのようなセット商品は、本体とパネルを個別に購入するよりも割引率が高い傾向があります。
ただし割引率はセールの時期や販売チャネルによって異なります。
ソーラー充電を活用する予定がある方は、まずセット商品の価格と個別購入の合計価格を比較してみてください。
お得なタイミングはセール期間に集中することが多いので、購入前に複数チャネルで価格を確認することをおすすめします。
正確な価格はJackery公式ストアおよび各販売プラットフォームでご確認ください。
まとめ:あなたに合う1台を選ぶために

見た目や名前が似ていても、設計思想には明確な違いがあることが、この記事を通じて伝わったなら嬉しいです。
最後に選び方のポイントを整理しておきます。
- 持ち運びが多く、コスパと軽さを重視するなら → Jackery 1000 New
- 高出力・拡張性・据え置き運用を重視するなら → Jackery 1000 Plus
- セール価格での旧モデルも、用途と価格次第では合理的な選択肢になる
ポータブル電源は一度購入すれば長年使う大切な道具です。
スペックだけでなく、自分の実際の使い場面を具体的に想像しながら選ぶのが、後悔しない買い物の一番の近道だと思っています。
価格・スペック・保証内容は変更になる場合があります。
最終的な購入前には、必ずJackery公式サイトおよび各販売店の最新情報をご確認ください。
不明点があれば、Jackery日本公式のカスタマーサポートや、信頼できる専門店に相談することをおすすめします。





















「容量が大きければ長く使える、出力が大きければ強力な家電を動かせる」と覚えておくと整理しやすいです。
電子レンジを使いたいなら最低でも1000 New(1500W)、IHも使いたいなら1000 Plus(2000W)が安心です。
自分が使いたい電気製品の消費電力を調べてから選ぶのが、最も失敗しない方法です。